パリオペラ座の天井画の下描き原画、もう!下描きの時点で素敵〜!
実物は映像での展示ですが、制作風景の写真も展示されているので、
描いている時の雰囲気も感じることができて、さらに楽しめます^^
その他にも、モザイク画、大聖堂のステンドグラス、版画、
舞台芸術や衣装、そして陶器まで。
こんなにも多角的な制作活動をしていたんだと初めて知りました。
モチベーションはどうやって維持しているのだろうと思うほど、
すべての分野で、制作意欲満載な作品たちばかり。
原画・実物を初めて見ましたが、
本当に温かくて、柔らかくて、、、愛に満ちあふれていました^^
シャガールは「愛の画家」といわれてますが、
実は、ロシア革命・二つの大戦・ユダヤ人への迫害・愛妻の死を経験していて、
特に、ユダヤ人への迫害(シャガールはユダヤ人)と戦争体験で、
絶望に打ちひしがれていたはず。
そんな中でも、腐ることなく、汚れることなく、
故郷の思い出や幼い頃の楽しい生活、愛する妻や家族の愛を支えに、
描き続けてきたそうです。
やはり、根が揺るぎないものだと、枯れたりはしないんだな...と
3時間あっという間に過ぎてしまいました。
シャガール展、幸せな時間を過ごせます^^
